- 「途中でレンダリングが進まない」
- 「動画の書き出しが、決まった場所で止まってしまう」
もし、あなたが「Corel VideoStudio」を使っていてこのような問題に直面しているなら、このページのチェックリストが助けになるかもしれません。
※動画編集ソフトの書き出し(レンダリング)エラーは、原因になり得る要素が多いため、問題の特定は簡単ではありません。
まずは「毎回30%でエラーになる」「このクリップを使うと必ず失敗する」といった再現性のあるパターンを見つけることが、解決への近道です。
まず試したいこと(基本のトラブルシューティング)
複雑な原因を調べる前に、まず以下の基本的な操作で解決しないか試してみましょう。
① パソコンの再起動
単純ですが、非常に効果的です。作成中のプロジェクトを保存し、開いているソフトをすべて終了させてからPCを再起動してください。メモリが解放され、不安定な状態がリセットされることがあります。
💻【システム編】PC環境のチェック
基本的な対処で解決しない場合、PCの環境設定を見直します。
① VideoStudioを最新に保つ
[ヘルプ] > [更新のチェック] をクリックし、利用可能なアップデータ(修正プログラム)がないか確認しましょう。細かい不具合が修正されている場合があります。
② HDD/SSDの空き容量を確保する
動画のレンダリングには、元データの数倍の作業スペース(一時ファイル用)が必要です。
内蔵ストレージ(Cドライブ)の空き容量は、最低でも50GB以上、できれば100GB以上あると安定性が向上します。不要なファイルを外付けHDDなどに移動させ、十分な空き容量を確保してください。
③ セキュリティソフトを一時的にオフにする
セキュリティソフトが、動画ファイルの書き出しを妨げることがあります。レンダリング中だけでも、リアルタイム保護などの機能を一時的にオフにしてみてください。セキュリティが心配な場合は、PCをインターネットから切断した状態で行うと安全です。
④ グラフィックドライバを更新する
VideoStudioは、グラフィックボードの(ハードウェアアクセラレーション)を使ってレンダリングを高速化できます。この機能が不具合の原因になることもあるため、お使いのPCに搭載されているグラフィックボード(NVIDIA, Intel, AMD/Radeonなど)の公式サイトから、最新のドライバをダウンロードしてインストールしてみてください。
⑤ Windows Updateを実施する
OSが最新の状態でないと、予期せぬ不具合が起きることがあります。Windows Updateを適用して、システムを最新の状態に保ちましょう。
🎬【プロジェクト編】編集データ側のチェック
PC環境に問題がない場合、編集プロジェクト自体に原因がある可能性が高いです。
【特効薬】長い・複雑なプロジェクトで失敗する場合
複数のプロジェクトを結合したり、1時間を超えるような長い動画を一度に書き出そうとすると、PCの負荷が高すぎて失敗することがよくあります。
そんな時は、分割して書き出す手法もあります。
この手順により、PCへの負荷が劇的に下がります。
また、いちいち分割するのが面倒な場合は、タイムラインの選択範囲をうまく使うとよいでしょう。
【選択範囲の仕方】プレビュー画面下のタイムラインで「Project」に切り替わっていることを確認し、トリムマークを動かします。オレンジ色のラインが表示されている箇所だけレンダリングやプレビューを行うことが可能になります。
① エラーが起きる箇所を特定する
「レンダリングがいつも同じ場所(例: 30%)で止まる」場合、その部分のタイムラインに問題がある可能性が高いです。
② タイムラインの負荷を減らす
過度なエフェクトや複雑な組み合わせは、エラーの原因になります。
心当たりがある場合は、該当箇所の効果を一時的に削除して、レンダリングできるか試してみてください。
③ スマートパッケージでプロジェクトをまとめる
[ファイル] > [スマートパッケージ] を使うと、プロジェクトで使用しているすべての素材を1つのフォルダにまとめることができます。これにより、素材のリンク切れを防いだり、別のPCで編集を試したりする際に非常に便利です。
💿【DVD/Blu-ray編】ディスク作成の切り分け
ディスク作成が失敗する場合、どの工程でエラーが起きているのかを切り分けることが重要です。ディスク作成は、大きく分けて「①動画ファイルの作成(レンダリング)」→「②ディスクメニューの作成(オーサリング)」→「③ディスクへの書き込み(ライティング)」の3工程です。
「ディスクを作成」から一気に実行するのではなく、まずは動画ファイルとして一度PCに書き出してみましょう。
❓【よくある質問】FAQ
Q1. 試用版では動いたのに、製品版をインストールしたらフリーズします。
A1. 試用版と製品版で機能的な違いはほとんどありません。原因はPC環境にある可能性が高いです。セキュリティソフトの一時停止や、VideoStudioの再インストールをお試しください。それでも解決しない場合は、ユーザー設定が破損している可能性があります。この記事の【最終手段】で解説している「設定のリセット」を実行してみてください。
Q2. 短い動画は書き出せるのに、いくつか繋げて長くしたら失敗します。
A2. ご推察の通り、プロジェクトが長く複雑になることでPCへの負荷が許容量を超えてしまっている状態です。
この記事の【プロジェクト編】にある「【特効薬】長い・複雑なプロジェクトで失敗する場合」で解説している、「中間ファイルを作成して結合する」方法が最も効果的です。手間はかかりますが、成功率は格段に上がりますので、ぜひお試しください。
⚙️【最終手段】設定のリセットと環境のクリーンアップ
上記すべてを試しても解決しない場合は、VideoStudioの設定ファイルが破損している可能性があります。以下の手順で設定の初期化を試します。簡単で安全なステップ1からお試しください。
【注意】
以下の操作を行うと、ライブラリに自身で登録した素材や、カスタマイズした設定がすべて消えてしまいます。事前にライブラリのバックアップ([設定] > [ライブラリマネージャ] > [ライブラリの出力])を取っておくと安心です。
ステップ1:Shiftキーを使った簡単な設定リセット
VideoStudioには、設定を工場出荷時の状態に戻す公式な機能があります。
多くの場合、この操作で設定に起因する問題は解決します。
ステップ2:プロファイルフォルダを使った完全な環境リセット
ステップ1で解決しない場合、より強力な方法として、設定情報が保存されているフォルダ自体を再作成させます。
それでも解決しない場合:別のPCで試す
もし可能であれば、友人やネットカフェのPCなど、別の環境にVideoStudioをインストールし、「スマートパッケージ」で移行したプロジェクトがレンダリングできるか試します。もし成功するなら、原因はあなたのPC固有の問題(ハードウェアの相性や他のソフトウェアとの競合など)であると特定できます。
複雑な原因を調べる前に、まず以下の基本的な操作で解決しないか試してみましょう。
① パソコンの再起動
単純ですが、非常に効果的です。作成中のプロジェクトを保存し、開いているソフトをすべて終了させてからPCを再起動してください。メモリが解放され、不安定な状態がリセットされることがあります。
💻【システム編】PC環境のチェック
基本的な対処で解決しない場合、PCの環境設定を見直します。
① VideoStudioを最新に保つ
[ヘルプ] > [更新のチェック] をクリックし、利用可能なアップデータ(修正プログラム)がないか確認しましょう。細かい不具合が修正されている場合があります。
② HDD/SSDの空き容量を確保する
動画のレンダリングには、元データの数倍の作業スペース(一時ファイル用)が必要です。
内蔵ストレージ(Cドライブ)の空き容量は、最低でも50GB以上、できれば100GB以上あると安定性が向上します。不要なファイルを外付けHDDなどに移動させ、十分な空き容量を確保してください。
③ セキュリティソフトを一時的にオフにする
セキュリティソフトが、動画ファイルの書き出しを妨げることがあります。レンダリング中だけでも、リアルタイム保護などの機能を一時的にオフにしてみてください。セキュリティが心配な場合は、PCをインターネットから切断した状態で行うと安全です。
④ グラフィックドライバを更新する
VideoStudioは、グラフィックボードの(ハードウェアアクセラレーション)を使ってレンダリングを高速化できます。この機能が不具合の原因になることもあるため、お使いのPCに搭載されているグラフィックボード(NVIDIA, Intel, AMD/Radeonなど)の公式サイトから、最新のドライバをダウンロードしてインストールしてみてください。
⑤ Windows Updateを実施する
OSが最新の状態でないと、予期せぬ不具合が起きることがあります。Windows Updateを適用して、システムを最新の状態に保ちましょう。
🎬【プロジェクト編】編集データ側のチェック
PC環境に問題がない場合、編集プロジェクト自体に原因がある可能性が高いです。
【特効薬】長い・複雑なプロジェクトで失敗する場合
複数のプロジェクトを結合したり、1時間を超えるような長い動画を一度に書き出そうとすると、PCの負荷が高すぎて失敗することがよくあります。
そんな時は、分割して書き出す手法もあります。
- プロジェクトを分割する: 長いプロジェクトを、いくつかのパート(例:10分ごと)に分けます。
- 個別に書き出す: 分割したパートを、それぞれ高品質なMP4ファイルとして一度書き出します。
- 新しいプロジェクトで結合: VideoStudioで新規プロジェクトを作成し、書き出したMP4ファイルを読み込んで、タイムラインに並べます。
- 書き出し: このシンプルなプロジェクトを、最終的な目的の形式(DVD用ファイルなど)に書き出します。
この手順により、PCへの負荷が劇的に下がります。
また、いちいち分割するのが面倒な場合は、タイムラインの選択範囲をうまく使うとよいでしょう。
【選択範囲の仕方】プレビュー画面下のタイムラインで「Project」に切り替わっていることを確認し、トリムマークを動かします。オレンジ色のラインが表示されている箇所だけレンダリングやプレビューを行うことが可能になります。
① エラーが起きる箇所を特定する
「レンダリングがいつも同じ場所(例: 30%)で止まる」場合、その部分のタイムラインに問題がある可能性が高いです。
- プレビューで確認: レンダリング設定でプレビューをONにし、どのクリップ(映像、画像、テロップ)が表示されたタイミングで止まるか確認します。
- 範囲を指定して書き出し: 問題の箇所だけを「選択範囲の作成」で指定し、その部分だけ書き出せるか試します。もし失敗すれば、その範囲にある素材やエフェクトが原因である可能性大(ビンゴです!)。
- 原因クリップの再変換: 原因と思われる素材ファイル(動画や画像)を、別の変換ソフト(「XMedia Recode」など)で一度別の形式(例: 可逆圧縮のAVIなど)に変換し、それをVideoStudioに再読込させてみると解決することがあります。
② タイムラインの負荷を減らす
過度なエフェクトや複雑な組み合わせは、エラーの原因になります。
- 負荷の高いプラグインを使いすぎていませんか?
- トランジション(場面転換の効果)を短い間隔で多用していませんか?
- 「オートミュージック」で作成したBGMを複数重ねていませんか?
心当たりがある場合は、該当箇所の効果を一時的に削除して、レンダリングできるか試してみてください。
③ スマートパッケージでプロジェクトをまとめる
[ファイル] > [スマートパッケージ] を使うと、プロジェクトで使用しているすべての素材を1つのフォルダにまとめることができます。これにより、素材のリンク切れを防いだり、別のPCで編集を試したりする際に非常に便利です。
💿【DVD/Blu-ray編】ディスク作成の切り分け
ディスク作成が失敗する場合、どの工程でエラーが起きているのかを切り分けることが重要です。ディスク作成は、大きく分けて「①動画ファイルの作成(レンダリング)」→「②ディスクメニューの作成(オーサリング)」→「③ディスクへの書き込み(ライティング)」の3工程です。
「ディスクを作成」から一気に実行するのではなく、まずは動画ファイルとして一度PCに書き出してみましょう。
- 動画ファイルの書き出しに成功する場合: 問題は「オーサリング」か「ライティング」にあります。ディスクメニューをシンプルなものに変えたり、書き込み速度を低速に設定したりすると成功することがあります。
- 動画ファイルの書き出しで失敗する場合: 問題は「レンダリング」工程にあります。上記【プロジェクト編】のチェックリストをご確認ください。
❓【よくある質問】FAQ
Q1. 試用版では動いたのに、製品版をインストールしたらフリーズします。
A1. 試用版と製品版で機能的な違いはほとんどありません。原因はPC環境にある可能性が高いです。セキュリティソフトの一時停止や、VideoStudioの再インストールをお試しください。それでも解決しない場合は、ユーザー設定が破損している可能性があります。この記事の【最終手段】で解説している「設定のリセット」を実行してみてください。
Q2. 短い動画は書き出せるのに、いくつか繋げて長くしたら失敗します。
A2. ご推察の通り、プロジェクトが長く複雑になることでPCへの負荷が許容量を超えてしまっている状態です。
この記事の【プロジェクト編】にある「【特効薬】長い・複雑なプロジェクトで失敗する場合」で解説している、「中間ファイルを作成して結合する」方法が最も効果的です。手間はかかりますが、成功率は格段に上がりますので、ぜひお試しください。
⚙️【最終手段】設定のリセットと環境のクリーンアップ
上記すべてを試しても解決しない場合は、VideoStudioの設定ファイルが破損している可能性があります。以下の手順で設定の初期化を試します。簡単で安全なステップ1からお試しください。
【注意】
以下の操作を行うと、ライブラリに自身で登録した素材や、カスタマイズした設定がすべて消えてしまいます。事前にライブラリのバックアップ([設定] > [ライブラリマネージャ] > [ライブラリの出力])を取っておくと安心です。
ステップ1:Shiftキーを使った簡単な設定リセット
VideoStudioには、設定を工場出荷時の状態に戻す公式な機能があります。
- VideoStudioが終了していることを確認します。
- Shiftキーを押しながらVideoStudioのアイコンをダブルクリックして起動します。
「ユーザーファイルをすべて初期設定にリセットしますか?」と表示されたら「はい」を選択します。
多くの場合、この操作で設定に起因する問題は解決します。
ステップ2:プロファイルフォルダを使った完全な環境リセット
ステップ1で解決しない場合、より強力な方法として、設定情報が保存されているフォルダ自体を再作成させます。
- VideoStudioを終了します。
- キーボードの Windows キー + R キー を同時に押します。
- 表示された「ファイル名を指定して実行」ウィンドウに %appdata% と入力してOKをクリックします。
- エクスプローラーが開き、Roaming フォルダが表示されます。
- Ulead Systems > Corel VideoStudio Pro とフォルダをたどります。
- 中にあるバージョン番号のフォルダ(例: 23.0)の名前を、23.0_old のように変更します。
- VideoStudioを起動します。新しい設定フォルダが自動で作成され、完全にクリーンな状態で起動します。
それでも解決しない場合:別のPCで試す
もし可能であれば、友人やネットカフェのPCなど、別の環境にVideoStudioをインストールし、「スマートパッケージ」で移行したプロジェクトがレンダリングできるか試します。もし成功するなら、原因はあなたのPC固有の問題(ハードウェアの相性や他のソフトウェアとの競合など)であると特定できます。
コメント
コメント一覧 (4)
video studioについて教えていただいてもよろしいでしょうか。video studio2020ならmp4の編集がすぐにできるということで、お試し版をダウンロードしたところ、簡単にできました。しかし、購入してmp4を編集しようとしたところ、フリーズしていじることができません。お試し版とどこが違っているのか全く分からず、困っています。
ご教示いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
返信が遅くなりすみません。。基本的に市販版と体験版のメインプログラムは同じです。一昔前はプログラムの新旧が体験版のほうが若干新しいことが有りましたが、今はインストール時に購入版も最新をダウンロードしてインストールしています。フリーズ、がどの状況で起きているのかにもよりますが、ハイビジョンデータだった場合はプロキシファイルを作成してみてください。あとは状況をもう少し教えていただくとなにかお伝えできるかもしれません。
VideoStudioでレンダリングが止まる症状のことです。
3~5分程のプロジェクトを6個作り、最後にまとめて20分ほどの作品を作っています。
卒業記念のDVDを作っていて、今回で3回目なのですが、パソコンのスペックが小さすぎで、何をするにも時間がかかるので、今年は新しくパソコンを買いました。
6個のプロジェクトを1つづつレンダリングするのは可能でした。
しかし、プロジェクトを1つにまとめることが出来なかったので、shiftを押しながらタイムラインに入れたらスマートなんちゃらって言うので、1つにすることに成功しました。
ところが、レンダリングをすると途中で止まってしまいます。
長いから重たいのでしょうか?
後、最新でないと不都合があったりして、正常に動かないのでしょうか?
今2021が出てますが、私が使っているのは2020です。
去年はパソコンがショボくても、何度も落ちながら何とか全部レンダリング出来たのですが。
初心者の初心者なので、こちらの記事で説明されてることも、簡単に出来ない感じがしてしまうんです。用語もちんぷんかんぷんで(笑)すみませんm(_ _)m
ご返信が相当遅くなりすみません。恐らく返信や反応はTwitterなどのほうが早いと思います。
●この内容だけではレンダリングが止まる原因の特定は難しいですが、推測するにプロジェクトの中で、VSPファイルを動画ファイルとして入れていませんか?
→タイムラインに、プロジェクトファイル(VSP)ファイルを読み込めますが、それを更に別のプロジェクトに載せることは出来ません。(A.VSPファイルを動画として扱っているプロジェクトB.VSPを更にプロジェクトCには載せられない)
→Shiftキーを押しながらタイムラインに載せると、展開しながらタイムラインに載るので、単純にプロジェクトが合体できます。
ただ、各プロジェクト毎なら正常にレンダリングできるなら、それで作成した動画のファイルをDVDオーサリング画面で読み込み「ファイルの結合」をしてチャプターを作成してもよいのかなと思いました。またはスマートレンダリング(同じ形式に出力するとくっつけることが出来る)で結合してもよいのかもしれません。
●レンダリングを何回か試してみて、同じところでエラーするようであれば、タイムラインのその止まるところを確認して、エフェクトが渋滞していないか確認するとよいでしょう。
●新バージョンは機能が増えるだけでなく、様々「改善」もされています。出来なかったことが、出来るようになったり、対応OSが広がったり。
特に問題がない、新しい機能に魅力を感じていないのなら無理にバージョンアップしなくてもいいですし、パソコン環境が変わった場合は新パーツなどの対応もされていたりするので、バージョンアップはとても良いと思います。
●貴重なご意見ありがとうございます。用語が難しいとのことで、もう少しわかりやすい記事に今後修正していければとおもいます。ただ、余力が有れば担ってしまうので、お約束が出来ませんので何卒ご容赦の程よろしくおねがいします。